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公開日:2024.01.04
「泉区民の夢が膨らむ年に」
山口区長インタビュー
2024年の年頭にあたり、本紙は泉区の山口賢区長にインタビューを実施した。就任1年目の山口区長は昨年5月に新型コロナが5類となってからの地域活動の盛り上がりについてふれたほか、今年の夏に迫るゆめが丘駅前の大規模集客施設開業への期待を語った。
着任から9カ月「あっという間」
――山口区長は昨年4月に泉区長に着任されました。まずはここまでを振り返っての率直な思いを聞かせてください。
「あっという間だったなというのが正直なところです。というのも、4月に着任してすぐ5月には新型コロナの感染症が5類になり、それに伴ってさまざまな地域活動が戻ってきました。
各地のイベントにお声がけいただくことも多く、顔も覚えていただいたり。区民のみなさまの印象はやはり、優しくて気さくな方が多いように感じています。歓迎して頂き、楽しい場面が多かったので、振り返るとそんな印象なんです」
――11月の泉区民ふれあいまつりも通常開催に戻るなど、地域行事が本格的に再開しました。
「3年間開催できなかった行事もあり、再開することに葛藤があった人もいるかもしれません。また高齢化などもあって準備が以前より難しいこともあったと思います。
ただ各地で多くの子どもたちが喜んでいる姿が見られ、その楽しんでいる様子に『やってよかった』と感じた方も多かったように感じます」
――昨年度の領家中学校地域防災拠点に引き続き、秋には中田中学校地域防災拠点でモデル訓練も実施しました。
「実際の災害時に即した拠点立ち上げは大がかりな訓練になりますが、住民の防災意識を高めるという意味ではやはり重要だと思います。
ただ1年に1つの拠点だけで実施するよりは、少しポイントを絞って複数の拠点で実施する方法もあるかなと思います」
ゆめが丘から周辺のにぎわい
――今年はいよいよ、夏にゆめが丘駅前の商業施設が開業します。
「延床面積が約9万6800平方メートルなので、みなとみらいのワールドポーターズ(約10万400平方メートル)クラスのスケールです。映画館もあって駅前でもあり、区外からも多くの人が訪れる場所になると期待されます。
泉区としてはこれを好機ととらえ、周辺の観光農園をはじめ、物産や文化など泉区の魅力を知ってもらいたいなと考えています。商店会の美味しいお店なども魅力の一つですし、いいまちだな、と感じてもらうことで転入する人も増えるかもしれません。関係人口を増やしていきたいです。
人口減少や高齢化という課題があるなかで、若い世代にも移り住んでもらえるといいですし、民間企業とも連携しながら沿線全体にもそれが波及したらいいと思います。
開業までの時間も夢を膨らませたいですね」
――27年には旧上瀬谷通信所跡地での花博も控えています。
「イベントの認知度向上のため、少し先ですけど今から機運醸成を図れたらと思います。泉区としては非常に近い場所での国際的なイベントとなりますので、お祭りですし、せっかくなので盛り上げていけたらと考えています。
花博は27年3月からですが、その直前の26年11月には泉区制40周年を迎えます。そんなタイミングもあり、一体的に盛り上げられたらなと考えています」
――若い世代の区民による活動も泉区は盛んだと思います。
「打上花火やフリマなど、区民が中心となった活動がこれだけ盛んなのはすごいことだと思います。そんな中で行政にできることを探りながら、少なくとも追認する形で応援したり、宣伝することができたらと考えています」
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