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泉区 人物風土記

公開日:2024.01.25

泉公会堂の新館長に就任した
平野 裕一さん
海老名市在住 44歳

新たな魅力を創造する

 ○…「泉区に異動してきて数日だけど、穏やかでアットホームな雰囲気の方が多い」と泉区の印象を話す。これまでスポーツ施設の運営が長く、ホールを持つ文化系は初めての職場。ホールの新たな活用のほか会議室など室内施設を使ってスポーツイベントの実施など構想を膨らませる。「多くの人に公会堂を知ってもらい、新たな価値を生み出せれば」と意気込む。

 ○…海老名市で生まれ育つ。小学生のころからバスケットボールに熱中し、大学進学後も指導者として携わった。個人競技よりもチームで行うスポーツが好きで、シュートが決まった瞬間が醍醐味という。田臥勇太選手とは1歳違いで、試合会場では見かけたものの「技術も存在も別格だった。直接対戦できなくて残念」と笑顔で話す。大学は教職を考えて選び、附属の中高生にバスケを指導したことも。

 ○…大学卒業後、公共施設などを運営する会社へ就職。地元の運動公園や山梨県のキャンプ場などを担当してきた。公共施設なので老若男女幅広い人たちが訪れる。心がけてきたことは利用者との会話。その中からいろいろなことを学ぶという。「運営側では思いつかないような施設の課題点が会話をヒントに見つかることがある」とし、多くの人が楽しめる場所にするためにも多くの人とのコミュニケーションを大事にしたい考えだ。

 ○…休みは地元の友人と過ごすことが多い。「話題を集めたバスケットボール映画もみんなで観て盛り上がった」と笑う。今は「ケガが怖くて」とスポーツからは遠ざかっているが、少しずつでも再開を考えている。「興味深い文化を発信できるように今は勉強中。いろいろな人に会いながら公会堂の魅力を広げられたら」

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