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泉区 社会

公開日:2024.02.29

泉公会堂&テアトルフォンテ
2館合同で防災フェア
 公演中に避難訓練など

  • 頭を低くし避難行動する参加者ら

  • AEDの使用法を学ぶ区民

 泉区民文化センターテアトルフォンテと泉公会堂の2館合同で2月24日、防災フェア2024が開かれた。昨年に続き2回目の開催。

 テアトルフォンテでは公演時の災害を想定して避難訓練コンサートを実施し、避難路やスタッフの誘導、来館者への声掛けなど確認した。

 この日は150人が参加し、横浜市消防音楽隊の公演中に地震とそれに伴う火災が発生したとアナウンスが流れた。参加者は客席で背もたれより低い姿勢をとり、スタッフの誘導に従いながら煙を吸わないようにハンカチや手で口を押さえながら屋外へ避難した。

 泉公会堂ではAED体験や起震車体験、非常食、防災・防犯グッズなどの紹介ブースが置かれ約200人が訪れた。

 消防職員からAEDを使用した心肺蘇生法の指導を受けていた区内在住の夫婦は「こういった時でないと学ぶこともないので」と話し、「胸骨圧迫は体力が必要なことが分かった。実際にしなければいけない時にできるか心配」とコメントした。

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