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公開日:2024.02.29
和泉町わかば会
町内会に「デジタル部」
発足1年 情報共有を模索
和泉中央北の和泉町わかば会(平川一博会長)は自治会町内会としては珍しい「デジタル部」を昨年4月に発足。住民間の情報共有のためにホームページを開設したほか、「LINE」の公式アカウントを作り、活用を始めている。今後は会員世帯への各種連絡などにも活用できないか模索していくという。
コロナ禍を機に
「やっぱりコロナの影響が大きかった。その間に役員も高齢化して、行事のあり方を考え直す必要があった」と平川会長。同会は約720世帯・1700人ほどが暮らし、役員の負担も考えて行事を見直し、改めて防災訓練と住民の交流の場としてのお祭りを主な行事にすえたという。
コロナ後の再スタートに当たって、合わせて情報発信の方法も見直すことに。「回覧板も、早く次に回さないと、ってあまり読まれていないこともある」「紙の資料を配布するのも高齢者には重たくて大変」といった意見があり、デジタル配信を模索し始めた。
一方で「高齢者などやはりそういうものが難しい人もいる」として、紙のやりとりを廃止する予定は今のところない。
双方向の交流を
初めにとりかかったのがホームページの整備だった。行事の報告や集会所の利用予定などの掲載から始めた。区内の他の町内会ホームページを参考に、閲覧数を増やす上では定期的な更新が必要という課題も浮かび上がってきた。
ホームページは基本的に一方向の情報発信手段のため、双方向のものとして昨年10月には「LINE」の公式アカウントも開設。デジタル部の甲斐文貴さんは「今は一部の役員のみに限定しているが、少しずつこれを広げて、各世帯に利用してもらうことや、災害時に活用が可能かなど検討していきたい」と話した。
平川会長は「若い世代もより関わりやすいようなあり方や、情報共有の環境を試行錯誤していく必要がある」とした。
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