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栄区

公開日:2011.07.14

アナログ放送24日に終了
"地デジ化"済んだ?
区役所などに相談コーナー開設中

  • 小さな困りごとにも対応

 テレビの地上デジタル放送への完全移行に伴い、アナログ放送が7月24日(日)で終了する。栄区役所に開設されている総務省デジサポ神奈川の選任アドバイザーによる「地デジ臨時相談コーナー」には、相談に訪れる人が後を立たない。



 デジタル放送を視聴するためには、各家庭の受信環境に応じてアンテナ工事やケーブルテレビ、ブロードバンドなどへの契約が必要になるほか、地デジ対応テレビや専用チューナーを用意しなければならない。全国で95%以上の家庭がこれらの対策を完了したとされ、栄区でも順調に移行が進んでいる。



 同コーナーの相談員によると、最近増えているのは「一部のチャンネルが映らない」など、地デジ対応後の相談。区内の電波状況はほぼ全域で良好とされているが、大きな建物や山の陰になり、電波が取れないなどの相談もわずかにあるという。



 また、来場や電話での相談が困難な高齢者の独居世帯などもあることから、現在、地デジボランティアが区内をまわり、アンテナやケーブルの設置状況を確認、移行が済んでいないと思われる世帯には訪問して声かけを行っている。



 同コーナーの相談員は「まず地デジが見られるかどうか。戸別の無料電波調査や低所得世帯向けの支援なども行っているので、小さなことでも気軽に相談してほしい」としている。



 相談コーナーは8月中旬まで栄区役所や本郷地区センターに隔週で開設中。日程詳細は左表参照。

 

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