栄区ウォーキング協会の会長を務める 清水 正美さん 公田町在住 67歳
歩くことは「全ての基本」
○…ウオーキング推進月間のキックオフイベントとして行われる「栄区の魅力発見!!ガイドツアー」で、ガイドを担当するウォーキング協会。会長としてコースの企画などに携わり、当日も区民とともにまちを歩く予定だ。「今回の4コースは栄区の自然や歴史などを楽しめる。歩くことは年齢、男女問わずできるので、気軽に取り組んでもらえれば」と呼びかける。
○…鶴見区出身で、父親が大船で働いていたことから公田町へ。ウオーキングは15年ほど前、早期退職した際に始めた。「当時は健康づくりとして多くのクラブができていた」と振り返り、自身も「さかえ歩け歩けの会」の立ち上げに関わり、現在は会長を務めている。栄区や鎌倉をはじめ、さまざまな地域で自然や名所などを巡りながら歩くことを続けて「栄区は歩きつくしたよ」。区内のおすすめエリアは、昨年開園した鍛冶ケ谷市民の森で「古いお墓を間近で見ることができ、隣のふじやま公園も合わせて歩くといいね」。
○…趣味の一つは写真。高校で友人とともに写真部に入り、40年以上経った現在でも続けている。「現実と写真は違うが、写真の方がきれいなものもある。その時の思いが詰まっているからかな」。今ではウオーキングで出掛けた時にも参加者の集合写真を撮り、仲間との思い出作りにも役立っている。
○…「スポーツはいろいろあるけど、ウオーキングは全ての基本になる」と話し、時間がとれる日は5、6Km歩いて健康を保っている。しかし「無理はしちゃいけない。続けていくことが大切」と指摘し、あくまでもできる範囲で取り組むことが重要だと強調する。今後取り組みたいことについては「この前は人数が集まらなくて断念したけど、次は仲間を集めてホノルルマラソンのコースを楽しむウォーキングに参加したい」。栄区にとどまらず、これからも仲間と一緒に各地を歩いていく。