「よこはま子どもピースメッセンジャー」として昨年11月、ニューヨークにある国際連合本部やユニセフ本部などを訪問した千秀小学校6年生の本田将大君が2月24日、メッセンジャーとしての活動を尾仲富士夫栄区長らに報告するため区役所を訪れた。
当日は本田君が「よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト」で市長賞を受賞した功績を称え「栄区児童生徒スポーツ・文化活動表彰」の表彰も実施。表彰状と記念の楯を受け取ると「スピーチコンテストの時よりも立派だ」と始終、緊張気味だった本田君も笑顔を見せた。
報告会では、尾仲区長をはじめ、栄区連合町内会磯崎保和会長らが矢継ぎ早に本田君に質問。「なかなか大人でも訪れることがない国連はどうだった?」との問いに「向こうにいる間は緊張の連続だったので、帰ってきてから、その素晴らしさに気がついた。もっと色々と学ぶことがあったので、将来は国連で働きたい。僕の人生が変わる貴重な体験だった」と応えた。
自らを被爆三世と綴ったスピーチ内容での受賞、ピースメッセンジャーに息子が選ばれたことを母親の本田悦子さんは「私の父が被爆一世で、その父に長崎であったこと戦争のことを子どもに伝えて欲しい、と言われていたので、こういう形で息子が形にしてくれたことで責任が果たせました」とコメントした。
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