「わたしたちのまちを考える」をテーマに3月2日、上郷中学校2年生4人の生徒と尾仲富士夫区長が意見交換を行った。
これは同校2年生が毎年実施している職業体験を通じて行われたもので、体験の前半には区役所の概要や区の主要事業、区行政と議会の関係性について区職員から1時間半ほどレクチャーを受けた。後半では「上郷東地区のまちづくり」の問題を尾仲区長に提起し、意見を求めた。
管めぐみさんは「障害のある人、ない人、高齢者、若者、子どもが共に活動する場、楽しく笑顔になる場があったらいいと思う」と意見。野村琳くんからは「市民の森を活かすためには交通手段の充実を図る必要があり、バス停を設置してはどうか?」。議長を務めた染谷祐太くんは「自転車事故の多さを踏まえ、自転車専用道路設置を検討して欲しい」。阿部優菜さんからは「他の区を参考にスクールゾーンの表示や様々な標識の設置場所の再検討をしてもらいたい」と各自が学校で事前に考えて用意してきた、まちづくりの問題と解決策案を発表した。
この提議に対し、尾仲区長は一つ一つの問題に丁寧に返答し「どれも大切な課題として再度、役所内で検討してみたいと思う」と貴重な参考意見として取り上げていきたいと述べた。
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