本郷地区センターで11月12日、体験型の訓練などを含む防災イベント「大地震！その時、あなたは大丈夫？」が行われた。
東日本大震災の発生から５年が経過し、改めて防災について考えてもらう目的で企画されたイベントで横浜市の消防局・資源循環局・水道局の協力を得て実施。約25人が参加し、はしご車の搭乗や消火体験などに取り組んだほか、災害時のトイレ、水の備蓄と給水などについても学んだ。
さらに、東日本大震災時に支援活動に従事した栄消防署の佐藤重義署長が現地での経験談などを交えて講演＝写真。佐藤署長は岩手県釜石市内の小中学生のほとんどが助かった「釜石の奇跡」を事例に、防災教育の必要性などを訴えるとともに、「想定にとらわれるな」「最善を尽くせ」「率先避難者であれ」という避難のための三原則を伝えた。
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