笠間にあるセサミスポーツクラブ大船店に勤務する星茉耶コーチがアマチュア女子テニス大会の最高峰「ソニー生命カップ全国レディース大会」に神奈川県代表選手の1人として11月10日から出場し、見事優勝を決めた。
同大会は1979年から続く女子ダブルスの大会で、各都道府県代表47チームによる団体トーナメント戦。1チームには3ペア6人の選手が所属。ペアごとに対戦し、勝ち数が多いチームが上位に進出できる。
星コーチが所属する神奈川県代表チームは初戦で沖縄県代表と対戦し、全てのペアが相手にゲームを取られることなく完勝。つづく三重県代表チームも完勝と、初日2県との対戦を終えた。
2日目に行われた3回戦の相手となった岡山県にも勝ち、星コーチが「キーとなる。一番頑張らなければ」と気合を入れていた4回戦の相手、石川県代表チームにも順調に勝ち進んだ。過去に2度出場したこの大会で、2度とも4回戦で敗退。「トラウマというか。はじめて、この4回戦で緊張をした。優勝するなら、この4回戦を、とにかく乗り越えないといけなかった」と試合を振り返る。
優勝が目前に迫った3日目は、準決勝で東京都と対戦。「この日は、調子が良かった。いつも通りのプレーができた」との言葉通り、他のペアと共に危なげなく勝ち進み、優勝候補に挙げられていた東京都代表を破り、決勝では埼玉県に勝って見事優勝を決めた。
「スクールの受講生の方や家族など多くの人の応援に本当に励まされました。ありがとうございました。実は学生時代には一度も連絡をしてこなかった父も、今回の優勝にはお祝いメールをくれました。メール打てないはずなのに」と笑顔で喜びの声を語った。
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