市立本郷中学校3年生の仲田夢実(ゆめみ)さんが「2016横浜の子どもが作る弁当コンクール(主催/一般社団法人横浜すぱいす)」で最優秀賞に該当する審査員長賞(横浜すぱいす賞)を受賞し、その賞状が12月1日に同校へ届けられた。
同コンクールは横浜市内在住または在学する小・中学生らを対象に応募が受け付けられ、1次審査には1100を超える作品が寄せられたという。書類選考の結果、12作品が本選へ。11月5日には制限時間80分の中で実際に3人分を調理し、1人分を弁当箱に詰めて2人分を審査員が試食する実技審査が実施された。
仲田さんの作品「ボーノ!ヘルシー&カラフルボックス」は、「こんぶの炊き込み十六穀米」を主食に「照り焼きおとうふハンバーグなすぞえ」や「トマトのグラタン」「ポテトのゆかりあえ」「きゅうりのブラックペッパーごま油炒め」を主菜・副菜として彩り豊かに仕上げたもの。「季節の食材を生かした料理にしようと、夏休み期間中に考えました」と、振り返る。
最優秀賞が獲得できるとは全く予想していなかったという仲田さん。審査結果の発表の際には「最後まで名前を呼ばれず、とても不安でした。名前を呼ばれた時はうれしくて、思わず母とハイタッチしました」と、受賞の喜びを語る。
仲田さんは幼い頃から母親の手ほどきを受けながら包丁に触れる機会も多く、今では毎年の母親の誕生日に手作りの料理を振る舞うまでに上達。受験勉強の合間に、自分用の夜食を調理することもあるとのこと。
将来の夢は「保育園で小さな子どもたちに美味しい料理を作ってあげること」。今後はケーキなどの洋菓子作りにも挑戦していきたいという。
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