金沢火災予防協会(児玉聖司会長)は12月18日、金沢図書館に防災絵本15冊を寄贈した。子どもたちに防災や災害について知ってもらおうと2017年から行っており、今回で3回目。児玉会長は昨年、金沢区沿岸部に大きな被害をもたらした台風に触れたうえで、「年々災害が多くなっているように思う。将来の防災の担い手づくりの一環として続けていきたい」と話した。
同協会はこれまで計30冊の絵本を寄贈。その貸し出し回数はのべ492回にのぼる。同図書館の上條慶昭館長は「これは、他の絵本と比べるとものすごく多い回数」と話す。パトカーや消防車の人気が高いことに加え、司書が直接、絵本を選べたことも大きな要因だという。「本当にありがたいこと」と感謝を述べる。
また、贈呈式の後のおはなし会には、消防士が登場。実際に消防服を着用したりセリフを話す消防士の姿に、子どもたちは真剣に見入っていた。
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