衆議院議員総選挙の投開票が10月31日に行われた。神奈川1区(中区・磯子区・金沢区)は立憲民主党の前職・篠原豪氏(46)が3度目の当選を果たした。小選挙区での勝利は初。南関東比例ブロックで議席を3に伸ばした日本維新の会の新人・浅川義治氏(53)は比例で復活当選した。
過去2回の選挙とも比例で当選した篠原氏。無所属で出馬した前職・松本純氏(71)に2万4千票差をつけ初めて小選挙区を制した。
開票が始まって間もない午後8時すぎ、当確の一報が流れると事務所は大きな拍手と歓声に沸いた。その後、事務所に到着した篠原氏は「県庁所在地のある1区で野党が一本化し勝利した意味は大きく、責任の重さを痛感している。国会で戦うチャンスをいただいたので全力で仕事をしていく」と話した。
松本氏 8選ならず
松本氏には自民党の大物議員が次々と応援に入ったが、議席を失った。「(銀座クラブ問題の)影響は大いにあった。ご批判を受け対応してきたが努力が足りなかった」と話し、「再出発」として政治活動を継続する意向を示した。
投開票日が近づくにつれ街の人々の反応が良くなっていったという浅川氏。「信念を貫いて訴えてきたことが有権者に伝わったと思う。維新の政策を実現するため力を尽くしていく」と話した。
投票率は横浜市全体で56・07%で前回比4・51ポイント増。金沢区は1・64ポイント増の56・09%、磯子区は1・95ポイント増の52・99%と伸び悩んだ。
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