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金沢区・磯子区 社会

公開日:2022.09.22

金沢警察署
西富岡駐在所が業務再開
老朽化で建て替え

  • 開所式に参加した関係者ら。前列右から3人目が植村警部補

 昨年8月から老朽化の影響で建て替え工事が行われていた西富岡駐在所(金沢区富岡西4の20の44)。工事が完了し、9月12日に開所式が開かれて業務を再開した。

 交番と異なり、勤務員が居住して職務にあたる駐在所。横浜市内には14カ所あるが全区にある訳ではなく、金沢区内には西富岡、柴町、釜利谷西の3カ所がある。

 開所式には金沢警察署の小澤伸一署長や警察官友の会金沢地区の相川文五郎会長、近隣の自治会長らが出席。完成した建物を公開し、完成を祝った。地域を代表してあいさつに立ったのは、駐在所が加入する富岡北部町内会の西川幸男会長。「町民としては、ありがたい気持ち。この1年、あるべきものがなくて何となく不安だった。自治会としてもパトロールなどを強化して、治安維持に努めたい」と話した。

地域守り約60年

 同所は京急富岡分譲地の完成に伴い、住民の陳情を受けて1957年12月に「西富岡臨時巡査派出所」として業務を開始。翌年4月に現在の場所に駐在所として設置された。その後、老朽化で81年に建て替えられ、今回が2度目の建て替えとなった。

 同所で勤務する植村功警部補は、これまでに同所を含めて3カ所の駐在所で職務にあたってきた。式典の後半では、参加者を先導して建物の内部を紹介。「環境が良くなった分、地域や警察からも期待があると感じている。期待に応えられるように、地域の安全・安心のために努力していきたい」と語った。

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