金沢区・磯子区 教育
公開日:2024.01.18
児童手作りの樹名板
杉田小と新杉田公園協力
新杉田公園=磯子区杉田=の樹木約80本に木の名前を示す「樹名板」がつけられた。樹名板は杉田小学校の150周年を記念し、同校3年4組の32人が作成したものだ。
同園では園内でミツバチを飼育し、ミツバチの特性を生かした環境教育プログラム「はち育」の講座を近隣の小学校で行っている。同校の3年4組が「はち育」の講座の中で、ハチが花だけでなく、木にも飛んでいく様子を見た児童たちが、花にはプレートがあるのに、木にはプレートがないことに気が付き「ハチが迷子にならないように」「自分たちが住む杉田にずっと残る樹名板をつくろう」と、樹名板をつくることになった。
樹名板は縦約10cm、横約20cmの木のプレート。児童一人ひとりが、担当する樹木について調べ、樹木の名前と花や実を描いた。昨年12月には児童が同園を訪れ、公園スタッフとともに樹名板を取り付けた。同園の三村忍所長は「『放課後公園に遊びに行くね』『遊びに来たよ』と声をかけてくれる子どもが増えてうれしい。公園や植物に興味を持ってもらえれば」と話した。
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