新県立がんセンター11月オープン
がん対策は県民の生命と健康を守る大きな柱です。
今年度から「神奈川県がん対策推進計画」がスタートしました。
県立がんセンター(相鉄線の二俣川駅利用)は、昭和38年に成人病センターとして開設され、昭和61年からはがん専門病院として、がん治療と臨床研究にあたっています。しかし、施設の老朽化や医療環境の変化もあり、高度で最新の医療を安心して受けられるよう、整備の必要性を指摘してきたところです。
新がんセンターは、向い側の元の運転免許試験場に11月に開院予定です。
外来の待ち時間短縮や、治療の充実、療養環境の改善のため、施設の大幅な増設が図られています。診療室は32室から56室に、外来化学療法室は24床から50床に、手術室も6室から12室に。また放射線治療装置リニアックも倍の4台、この他に重粒子線治療装置の工事も進めています。病室は4人室を基本とし、個室も増設。
誰でもがんにかかる可能性があり、予防や早期発見は誰もが取り組めるがん対策です。健康診断やがん検診が重要です。一人ひとりに適したがん治療やターミナルケアが受けられるよう、臨床研究や情報提供を充実させなければなりません。今後もがん対策の充実や啓発活動などに取り組んでまいります。
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