1990年の設立から今年で25周年を迎えた磯子区文化協会(小田喜子会長)。同協会が主催する「第25回 いそご芸術文化祭」が11月1日からスタートした。来年の3月中旬まで各地で展示会や発表会が開催され、協会に所属する17部門が日ごろの活動の成果を発表する。
磯子区文化協会は、地域文化の向上と発展、会員同士の親睦と協調を目的に、1990年に設立。現在は、文芸部や手工芸部、郷土芸能部などの17部門、約1250人の会員が参加しており、年3、4回行われる理事会や総会、新年会などを通じて親交を深めている。
各部門では日ごろから、絵画や書道などの作品の展示会や、音楽やダンスの発表会などを活発に開催。学校や施設などを訪問し、青少年を対象とした文化普及活動を行ったり、福祉施設への慰問などの地域貢献活動にも積極的に取り組んでいる。
コラボで活動浸透へ
協会が主催するイベントとして毎年力を入れているのが、11月から3月にかけて行われる「いそご芸術文化祭」。期間中は展示会や発表会が行われ、各部門の日ごろの活動の成果が披露される。
催しの中には、複数の部門によるコラボレーションを取り入れる企画もある。合唱・声楽部では、8年ほど前から他部門との共同企画に取り組む。同部が主催する「いそごSpringコンサート」では、昨年、邦楽部とともに演奏を披露。会場の外には絵画部の作品を展示し来場者を楽しませた。ほかにも華道部と邦楽部、書道部と邦楽部などもそれぞれ共演。協会の小田喜子会長は「コラボレーションを通じ、出演者のパフォーマンスの幅を広げることや、観客に複数の部門の活動を知ってもらい、幅広く関心を持ってもらうことをめざしている」と話す。
各部門の展示・発表会の日程は、協会が配布する日程表で紹介されている。区広報でも随時紹介される。
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