岡村公園の所長として地域住民が集う施設づくりに励む 清水 るみさん 南区在住 60歳
仕事は笑顔で楽しく
○…岡村公園の所長に就任して一年。園の整備で手いっぱいだった昨年を経て、「これからは地域の方と楽しめるイベントなどたくさん企画していきたい」と張り切る。先月末に近隣町内会とともに準備に取り組んだ梅の収穫祭は、地域でも多くの関心を集めた。当日は生憎の雨で中止となるも「朝から開催に関する問い合わせが続いた。多くの方が楽しみにしてくれていたんだなって」。地域との共同事業に手応えを感じる。
○…造園や公園管理などを行う横浜緑地(株)に勤務。指定管理者として施設や緑の整備など、快適な公園づくりに尽力する。前任の潮田公園(鶴見区)では地域とともに大規模な防災イベントも開催。人情味溢れる住民との連携に「みなさんのおかげで充実した催しになった」と笑顔を浮かべる。岡村公園でも、面白そうな企画はすぐ地域に相談。「思い浮かんだらじっとしていられない」と頭を掻くも「地域の方に相談するとアイデアが膨らむ」と目を輝かす。地元出身の”ゆず”についても色々と教わり「岡村に来るファン向けにも地域の方と何か企画できれば」。事業のアイデアは尽きない。
○…四人兄弟の長女。「小さいころはおとなしかった」と照れ笑い。南区で生まれ育ち、夏は市電に乗ってマンモスプールへ。高校卒業後川崎の工場に務め、22歳で結婚。子育てが落ち着くと娘の学校のPTA仲間に誘われ、横浜緑地(株)の協力会社で植栽管理を担当。社員が明るく働く様子に刺激され「笑顔で楽しく仕事をする姿勢が身についた」と微笑む。公園の管理職員を経て横浜緑地(株)の社員に。園の所長業務を任される。
○…休日は孫と買い物を楽しんだり、PTA時代の仲間と会って過ごすことも。趣味は仕事と笑い、「休みの日の方が面白い企画が思い浮かんじゃって」と声を弾ませる。めざすのは大人から子どもまで地域住民が安心して遊びに来られる公園。笑顔で楽しく、地域の集いの場を築いていく。
|
|
|
|
|
|