11月1日付で子育て支援拠点いそピヨの施設長に就任した 岩崎 千代子さん 金沢区在住 57歳
施設を第二の家に
○…6年前の開所当初からのメンバー。前施設長を支える役割から先頭に立つ立場となり「すごいプレッシャーを感じている」と話す。前施設長が築いてきたものを引き継ぎながら、ママたちが気軽に訪れやすい施設にしていきたいと考える。「スタッフの中には、子育て中の人もいますので、働きやすい環境にしていくことも必要だと思っています」。施設運営には「ママ目線」を掲げる。
○…氷取沢町出身。「山の中で育った」という幼少期は、姉や近所のおにいちゃん、おねえちゃんと川で泳いだり、山でターザンごっこをしたりして遊んだ。20歳で結婚し、翌年に出産。杉田台で始まった子育ては全てが初めての経験でわからないことばかりだったが、近所に住む先輩ママにアドバイスをもらい助けてもらった。「おんぶの仕方やあやし方など、ひと声かけてもらえただけで救われた」。地域で支えてもらった経験から「ママたちが気軽に相談でき、ホッとしてもらえる施設にしていきたい」。
○…10年前からボランティアとして和太鼓を叩いている。「地域のために何かしたい」とケアプラザなどで演奏する。地域活動から顔が繋がり「顔の見える関係」が築けることにも喜びを感じている。近所のコミュニティハウスで開かれている鎌倉彫のサークルには14年前から通う。「もう少しで先生の資格が取れるんです」と笑う。「コツコツ作業することが好き」と話すやりがいは子育てにも通じている。「日々の積み重ねという意味では同じですね」。
○…孫と一緒に公園で遊ぶことが楽しみの一つ。娘の子育ては一歩引いた目で見守る。「ばぁばがあれこれ言い過ぎてもよくないので」。施設を訪れるママたちは娘と同世代の人も多く「これまでの経験を活かしたアドバイスができたら」。今後は、施設に来たいけれど来られない人への支援にも力をいれていく方針。「施設が第二のお家のようになってくれれば」
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