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港南区・栄区

公開日:2011.09.01

南部病院
育て 未来の医師
医療体験「ブラック・ジャックセミナー」開催

  • 超音波メス体験では、鶏肉をがんに見立てて実際に切除。体験者は真剣な表情で最新機器を操作していた

  • 胆嚢摘出手術の模擬体験

 恩賜財団済生会横浜市南部病院(今田敏夫院長)とジョンソン・エンド・ジョンソン(株)メディカルカンパニーは8月20日、近隣の中学校生徒を対象に医療体験「ブラック・ジャックセミナー」を開催した。



 これは将来を担う中学生に医師など医療分野での仕事に興味を持ってもらおうと同社が全国で実施しているセミナー。実際の医療機器を使い、医師らが指導する本格的なものだ。



 南部病院での開催は今回が初めて。南部病院は同社の企画趣旨に賛同し、また、地域貢献の一環として実施することを決めたという。



 当日は港南台第一中学校、日野南中学校、野庭中学校の地元3校を中心に募集をしていた27人が参加。5グループに分かれ、超音波メス体験や内視鏡トレーニング体験、手術縫合体験、手術シミュレーター体験、自動吻合器・縫合器体験を順番に実施した。



 参加した港南第一中の3年生は「普通なら体験できないすごく貴重な体験だった。細かい作業が多くて難しかったけれど、病院の仕事に興味が湧いた」と話したほか、野庭中の1年生は「以前テレビで医療ドラマを観ていて興味があったが、実際に体験してみると難しかった。将来の参考になった」などの感想があった。



 体験後に今田院長から一人ひとりに未来の医師認定証が授与され、セミナーは終了。南部病院は今後も実施していきたいとしている。

 

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