ストーカー撃退講習会が11月14日、横浜市南部病院で港南警察署の協力のもと実施された。
これは看護師など女性が多い職場であり、実際に職員が不審者に後をつけられたという実例も発生していたことから同院が初めて企画したもの。看護師のほか、事務職員や医師など40人が参加した。
当日は同署生活安全課の担当者が講師を務め、ストーカーによる犯罪の特徴や対策について講義。このなかで、ストーカー事件は過去3年半に神奈川県内すべての警察署管内で発生している身近な犯罪である一方、すぐに犯罪と特定するのは難しいこと、また警察が介入すれば約7割の加害者が行為をやめていることから、躊躇せず110番通報するべきであることなどを参加者に訴えた。このほか、後ろから抱きつかれた場合などの護身術についての指導も行っていた。
参加者の相川節子さんは、「1人で悩まずに、周囲に相談することが大事であると分かった。上司にも気軽に相談できるよう、職員達に伝えていきたい」と感想を話していた。
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