バトンに青春かける2人 全日本選手権で1位獲得
港南台にある杉浦紀子バトンスタジオに所属する仲澤友莉菜(ゆりな)さんと平久井(ひらくい)愛由(あゆ)さんが、石川県金沢市いしかわ総合スポーツセンターで3月に開催された、第37回全日本バトントワリング選手権大会ペア中学校部門で第1位を獲得した。
仲澤さんと平久井さんは14歳の中学3年生。2人の姉が同スタジオでバトントワリングを学んでいたことから、3歳から一緒に習い始めたという。2人は市立富岡中学校(金沢区)に通う同級生で、小学4年生の時からペアを組んでいる。体調を崩さないかぎりは、ほとんど毎日一緒に練習に励んできた。
大会では1分半という短い時間の中で演技し、技術を競った。1度だけバトンを落としたが、完成度の高さを評価されて1位に。仲澤さんと平久井さんは「2人で息を揃え、ピッタリ合わせてエクスチェンジ(バトン交換)を行うのがペアのポイント。ノードロップ(バトン落下ゼロ)でできなかったのは悔しかった」と当日の感想を話した。
仲澤さんと平久井さんは6月に行われる第25回関東バトントワリングコンテストにも出場が決定しており、全日本1位としての演技が期待されている。「初めて見る人にも、もう1度見たいと思ってもらえるように技やペアワークを高めたい」と2人はコンテストへの意気込みを話していた。
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