校歌の由来ははるか昔 春日の森の白雉
日野小学校の校歌は1965年に以前の校歌から改定された。現在の校歌の3番目の歌詞には「春日の森の 白雉に」とあるように、かつて日野小は春日神社付近に建っていた。そしてこの白雉とは今から1360年ほど前の孝徳天皇の時代に、春日神社の森で地域住民によって白い雉が捕まえられ、天皇に献上されて当時の元号、白雉(はくち)の元になったという逸話から。
春日神社の森には昭和初期まではふくろうや野兎が住んでいたほか、ひよどりなどの季節の鳥が飛来してきていたという。今はそれらの動物の姿は見えないが、山鳩やとんびが羽を休める憩いの森となっている。
現在の春日神社の宮司、松本正昭さんは日野小出身で校長も務めていた。日野小開校当時は松本宮司の祖父が朝礼で講話を行うなど、古くから日野小と関わってきた。140年を迎えた日野小について「市内でも有数の歴史を持つ学校。140年の歩みは本当にめでたい」と話していた。
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