神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2013年9月12日 エリアトップへ

吹奏楽団「ブラス・カスミッシモ」の代表を務める 原田木舞(こまい)さん 上永谷在住 31歳

公開:2013年9月12日

  • LINE
  • hatena

吹奏楽で元気を届ける

 ○…9月15日に、鎌倉芸術館大ホールで15周年記念定期公演を開催する「ブラス・カスミッシモ」。カスミッシモは1999年、高校生だった東永谷中吹奏楽部OBが中心となって設立。「言いだしっぺだったから」と結成当初から代表を務めている。「応援してくれている人たちに改めてお礼のできる演奏会。感謝の気持ちを伝えたい」と意気込む。

 ○…吹奏楽との出会いは相武山小時代。東永谷中吹奏楽部の秋のコンサートで、その破天荒なパフォーマンスに強く引き付けられ、憧れを抱くようになった。同中進学後は迷わず吹奏楽部に入部。ホルンを担当することになったが、当初は「なんでホルンに」と思っていたとか。しかし、中音域のホルンは、ハーモニーを作り全体の音に厚みを持たせる「縁の下の力持ち」。ホルンで身につけた協調性は今でも楽団の活動に活かされている。音大卒業後は楽器メーカーに勤務。管楽器の修理やメンテナンスなど「好きなことを仕事にしている」と充実した生活を話す。

 ○…団員はメンバーの友人や知り合い、演奏を見て加わった人など10代から40代までの約60人。土日を中心に練習し、様々な場所で演奏を披露している。15年前は高校生だった創立メンバーも30歳を超え、最近は楽団内で結婚する人も。同じ年代の仲間で結成したからこそ結束は強く、「楽団がメンバーにとって実家のような存在でありたい」と想いを口にする。

 ○…ロックやオーケストラなど幅広くカバーできる吹奏楽団を「幕の内弁当的なおいしさがある」と表現。その上で、笑いや踊りを取り入れるなど、総合芸術として楽しめるステージがモットーだ。実際に2006年に東関東選抜吹奏楽大会に出場した際には、演奏中の企画が白熱しタイムオーバーで審査対象外になったことも。今では笑い話になっているが今後も「元気を伝えたい」というコンセプトで、楽しんでもらえる音楽を届けていく。

港南区・栄区版の人物風土記最新6

松永 朋美さん

4月1日付で栄区長に就任した

松永 朋美さん

旭区在住 54歳

4月18日

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

4月11日

大窪 太郎さん

3月19日付で栄警察署長に就任した

大窪 太郎さん

鎌倉市在住 54歳

4月4日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月28日

上野 誠也さん

横浜国立大学大学院の名誉教授で、無人探査機「SLIM」の月面着陸に貢献した

上野 誠也さん

66歳

3月21日

泉 秀明さん

設立50年を迎えた野庭団地第一自治会の会長を務める

泉 秀明さん

野庭町在住 68歳

3月7日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook