日限山 120歳テニス大会 盛況 最高齢ペアは153歳
毎年9月の敬老の日前後に、日限山中学校で「120歳テニス大会」が行われている。ダブルスの大会だが、男子と男子のペアは合計年齢が120歳以上、男子と女子は110歳以上、女子と女子は100歳以上が参加条件。今年は9月8日に行われ、39人、20組のペアが出場した。
同大会は同中の学校開放を管理する日限山中学校文化スポーツクラブが地域貢献の一環として主催し、今年で6回目となる。運営は文化スポーツクラブの構成団体で、日限山中などでテニスを楽しんでいる日限山テニスクラブ(西田義治代表)が行っている。
大会は性別に関係なく、すべて一緒に行われ、初めに3組ずつ分けて予選リーグを実施。その結果を受けて1位グループ、2位グループ、3位グループの順位別トーナメントを行う。試合は4ゲーム先取で、各順位グループの決勝のみ6ゲーム先取で優勝を決める。
同大会には39人が参加。最高齢は80歳の男性で、ペアの最高合計年齢もこの男性と73歳の男性の153歳。70代も合計で8人が参加した。
西田代表によると、テニスの大会は若い世代向けのものがほとんどで、中高年向けの大会はないのが現状だという。対外試合の未経験者も多いが、その分、緊張感を持ちながら楽しんでいるそうだ。
参加者は日限山テニスクラブのメンバーも多いが、基本的に日限山周辺の住民を対象としているため、一般の参加者も同数程度あったという。テニスを通じて顔見知りを作ることにつながるため、地域の交流にも役立っていると西田代表は語っている。
そんな西田代表も76歳で、同大会に出場した選手の1人。「80歳までプレーすることを目標にしている」と現役で活躍している。
120歳テニス大会の順位グループ別優勝者は以下の通り。
▽1位グループ優勝/大胡清、和田芳郎▽2位グループ優勝/佐藤正実、雨宮初枝▽3位グループ優勝/長谷川昭子、矢田恭子
敬称略
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