新人議員による市政報告㉗ 災害時の飲料水確保策を充実 公明党横浜市会議員団 安西ひでとし
横浜市会決算特別委員会で災害時の飲料水確保について質問・要望をしました。
横浜市は応急給水のため、134カ所の災害用地下給水タンク、23カ所の配水池、358カ所の緊急給水栓を整備しており、住民と訓練を重ねながら震災に備えています。
しかし、想定外の状況に備えるため、公明党が要望しているのが、小中学校など地域防災拠点に設置されている受水槽の活用です。水道局の予備調査によると、地下給水タンクと緊急給水栓のいずれも設置をされていない地域防災拠点172カ所の内、138カ所の受水槽が法定点検による水質基準を満たしており、活用が可能です。138カ所の合計貯水量は1人9リットル換算で約27万人分。大変有効と考えられるので、運用体制やマニュアルの整備も含めて要望しました。
受水槽の活用に加えて、市内に約5万4千カ所ある消火栓を活用した応急給水も必要だと考えています。
家から給水拠点までの距離が離れていたり、坂など高低差がある場合に特に有効と考えられます。しかし、水道管は常に圧力がかかっているため、市民が消火栓を活用して給水作業を行う際は不安もあります。安全対策を万全にした上で、操作訓練も含め、今年度中にモデル実施を行う計画です。
既存の応急給水設備に加え、受水槽や消火栓の活用など、飲料水確保のため、水道局に限らず、区局を超えて積極的に取り組むことを改めて要望しました。
上大岡駅のトイレ改修
市営地下鉄上大岡駅のバスターミナル側改札にあるトイレのリニューアル工事が進んでいます。
高齢者や子ども連れ、障害のある人にも使いやすいトイレを要望してきましたが、1カ所のみだった多機能トイレが2カ所に増設され、横浜市で初めて温水洗浄便座も試行的に導入されます。また、女性用パウダーコーナーを新設するなど、限られた駅構内スペースの中で顧客ニーズに対応しています。完成は11月中旬を予定しています。
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さかえ横浜会議 トイレを我慢しなくていい登山災害時にも活躍 多様性のある携帯トイレについて(参加者募集 10月11日 あーすぷらざ 18時~) |
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