第３回市会定例会の令和６年度決算「市民局局別審査」で、市民サービスの向上と地域課題の解決に向け市会で質問しましたので市議団の活動と併せて一部報告します。

　鶴見区、瀬谷区でのモデル実施を経て、令和７年10月から全区で順次開設する「お悔やみ窓口」について、申請書を複数枚書くなど課題があります。更なる市民サービス向上のため、デジタル技術の活用を求めました。

市民局局長は「今後は、デジタル技術の活用により、申請書の自動作成やワンストップでの手続き拡充などを含め、寄り添う姿勢も大切にしつつ、より一層ご遺族の負担軽減に取組む」と前向きに回答してくれました。

防犯対策の強化

　鋼管ポール防犯灯の維持管理について、電柱がなく防犯灯が設置できない地域などの暗がりの解消について、太陽光発電式ＬＥＤ灯の活用を進めるべきと質問しました。

　地域の申請に基づく灯りの確保はこれまで通り行うことを前提に同局長は「ＧＩＳ防犯灯マップを活用し、通勤・通学ルート上の暗がりや電気がない場所には、市がプッシュ型で太陽光発電式防犯灯などの設置を提案し、灯りの確保に取組む」と答弁。市民の安心のため暗がり解消を目指す姿勢を示しました。

ケアプラ貸室予約の改善

　地域ケアプラザの貸室予約の改善についてです。猛暑の中での来館予約など、利用者に大きな負担となっており、早期の改善を求めました。

　健康福祉局局長は、貸室予約のための来館は、利用者に負担をかけていることに言及し、「改善すべき課題」とし、また、最新の空き状況がウェブで確認できない点に触れ「利用者の利便性向上と、電話を受ける職員の業務効率化に向けた取組が必要」と回答。市長は「今年度末を目指してオンライン予約システムの構築を進めています」と答弁しました。利用団体にとって予約方法の改善は切実です。引き続き注視していきます。

安西英俊

TEL:045-671-3023

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