港南区・栄区版 掲載号:2014年1月1日号
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「人馬一体」目指して60年 港南区在住 中馬さん

文化

中馬さんとプレムダンジョーイ号
中馬さんとプレムダンジョーイ号

 2014年の干支「午」にちなみ、本紙では特別インタビューとして、港南区在住で乗馬歴60年の中馬昌平さん(73)に取材した。

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「生まれる前から、馬とは縁があったんじゃないかな、なんせ名前に『馬』が入ってるくらいだから」。中馬さんはそう笑って話し始めた。港南区最戸で47年前から獣医師として中馬動物病院を営んでおり、現在は週4日ほど神奈川区の三ツ沢公園に通って馬術練習場で汗を流している。

 今の相棒はプレムダンジョーイ号(せん馬・12歳)。アイリッシュスポーツホースという馬術向きの馬で、数年前にベルギーから日本に渡ってきた。「プレムダンはヒンドゥー語で『愛の贈り物』。ジョーイっていうのは、昔好きだった映画『戦火の馬』に出てきた馬の名前なんだよ」と馬名の由来を説明。黒鹿毛の馬体は700kg近くと大柄だが、身のこなしは軽やかだ。

手綱さばきは全国級

 鹿児島市で生まれ育ち、子どもの頃から小動物や小鳥が大好きだった。中学生のころ、近所の農家によく遊びに行き、そこで飼っていた馬に乗せてもらうようになった。「田舎で、何もない海岸線を馬に乗って駆けたりしたよ」それが乗馬との出合いだ。

 高校からは馬術部に入り、大学生時代には全国大会にも出場。長距離でのタイムを競う「エンドュランス」の全日本大会にはこれまで43回の出場経験をもち、160Kmの道のりを約14時間かけて走ったこともある。

 昨年もアフリカ・ケニアで野生動物の視察を兼ねて、9日間かけて550Kmを駆けた。

通じ合う瞬間

 「動物は何だってかわいいよ」。そう話す中馬さんだが、「動物と一体になるスポーツは馬術だけ。身体が大きく、口のきけない馬との調和やお互いの理解がなければ成績をあげられない難しさが魅力かな」。

 気持ちよく走らせるには、馬のちょっとした機微を感じ取る必要がある。他方で、ちょっと足に力を入れただけで馬が思い通りに動いてくれることもあり、「そういうときに通じ合えた気がして、嬉しくなるよね」。思わず笑顔になる。「意思疎通がうまくいって重心が一致すれば、お互いスムーズに走れる。それがまさに人馬一体」。その瞬間を求め、手綱を握る。

馬を通じた社会貢献

 三ツ沢公園の乗馬練習場内には、中馬さんも長年会長を務めていたNPO法人横浜市馬術協会の事務所がある。同協会の理念は、「乗馬を通じた社会貢献」。毎月1回、市民向けに無料で乗馬体験会を実施しており、幅広い世代が気軽に乗馬を楽しんでいる。

 また、NPO法人RDA横浜と協力し、乗馬を通じて障害者が社会性を養っていくための取り組みも。同法人の野口陽さん(41)は「乗馬での揺れや、姿勢が筋肉をほぐしたりということもあるけど、それよりも純粋に馬とのふれあいを楽しみ、人との関わりを学ぶ場になっている」と話す。支えがなければ乗れなかった子どもが、時間をかけて補助具なしで乗れるようになるなどの成果もみられているという。詳細は各HPで。横浜市馬術協会(http://www.horse-yrc.com/)RDA横浜(http://www.rda-yokohama.jp/)
 

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