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ちゅーりっぷカフェ 「親子見守り続けたい」 開所から10年

掲載号:2014年6月26日号

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スタッフと利用者の距離が近いカフェ(上)、「大きな広場にはない良さがある」と渡辺理事長
スタッフと利用者の距離が近いカフェ(上)、「大きな広場にはない良さがある」と渡辺理事長

 NPO法人「ちゅーりっぷ」(渡辺ひとみ理事長)が運営する「おやこのひろば ちゅーりっぷカフェ」(東永谷1の19の7)が、今年6月で開所から10年を迎えた。これまでの振り返りと活動への思い、今後への意気込みなどについて渡辺理事長に話を聞いた。

 ちゅーりっぷカフェは横浜市の補助事業「親と子のつどいの広場」として、2004年6月1日にオープン。日中の親子の居場所として、地域で子育て中の親子(主に0〜3歳の未就学児童と保護者)が利用する。カフェは親子遊びをはじめ、友達づくり、スタッフや母親同士の育児の悩みの共有、昼食を楽しむことで、育児不安や虐待防止などの役割も果たしている。現在、親と子のつどいの広場は各区に1カ所以上設置されており、港南区は同所のみ。

 同法人は、1999年に子育て情報誌「ちゅーりっぷ」を発行する任意団体として発足した「ちゅーりっぷ編集部」が前身。情報誌を定期発行する中、港南、栄区で開催した母親向けの講座が盛況を博したこともあり、行政側から渡辺理事長に親と子のつどいの広場運営の提案があった。

 当初、渡辺理事長は資金面などの不安から提案を断っていたが、ふと自宅を活用することを思い立ったという。家族に相談したところ理解を得られ、義父からの心強い後押しもあり決断。プレゼンテーションを経て選定された。

 現在の年間平均利用者数は約1800人(1日平均約6組)。当初は3年のつもりで始めたカフェだったが、「利用者からの『続けてほしい』という声が多くて、気が付いたら10年経っていた」と渡辺理事長。自身も近所の母親同士と助け合いながら育児をしてきた経験があり、カフェの必要性は実感していた。

 「最初はママ友が遊びに来る感覚だったけれど、今では利用者が実家に来ているような雰囲気。地域の支援もあったから、やってこられた」と振り返る。

地域で見守り「今後も大切」

 同法人は05年にNPO法人化し、現在のスタッフ数は65人ほど。07年には地域子育て支援拠点「はっち」の運営受託をはじめ、上大岡での一時保育事業(11〜13年)、「子育てタクシー」への協力(12年〜)、家庭的保育事業への参画など活動の幅を広げてきた。衛生・安全面、子どもとの関わり方など「活動で培ったスキルはカフェの運営でも生かされている」と渡辺理事長は話す。

 就労する母親が増えるなど、育児環境が変化する昨今。渡辺理事長は「時代によって子育てのニーズは変わる。親子の接点が減っていく中、地域の見守る目は大切。子育て支援のネットワークを生かしながら、今後も親がほっとできる場所を続けていきたい」と語った。ちゅーりっぷ【URL】http://www.npo-tulip.com/

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