横浜市港南台地域ケアプラザ(鶴岡悦子所長/港南台3の3の1)が1994年11月の施設開所から20周年を迎えた。横浜市内で18番目、港南区内では初となる施設だった。
地域ケアプラザは介護・福祉・健康・医療などの総合窓口として、介護保険法の定める「地域包括支援センター」機能を持つほか、地域住民による福祉保健活動の交流拠点としての役割を担っている。横浜市独自のもので、市内132カ所の地域に設置されている。
港南台地域ケアプラザも、地域住民の交流拠点として活動の場を提供し、各種講座やイベントを企画して地域の仲間づくりの場を担っている。また、デイサービスや居宅介護支援にも取り組んでいる。
港南台地域ケアプラザは、前身の「在宅支援サービスセンター」として1994年に開所し、翌年に現在の名称に変更。ケアプラザの運営は市から指定管理者に任されており、港南台地域ケアプラザは隣接する横浜市南部病院を運営する(社福)恩賜財団済生会支部神奈川県済生会が受託。保健師、介護福祉士、主任ケアマネジャーなど専門職の職員をはじめ、44人のスタッフが在籍している。
認知度に課題も
開所から20年を経過するが、鶴岡所長は「未だにどこにあるのか知らない人もいる。もっと足を運んでもらい、どう利用できる施設なのか少しでも知ってもらえるようにしていきたい」と課題を口にする。また高齢化も進む中、「地域での繋がりが薄い人はSOSを発するのも難しい。民生委員とも連携して支援していきたい」と話していた。
29日、30日にイベント
20周年を記念して、同ケアプラザでは11月29日(土)、30日(日)にも各種イベントを開催。29日にはハンドベル演奏や港南台第一中PTAによる合唱が披露されるほか、30日には小学生向けにアニメ漫才師「アキラボーイ」さんのパフォーマンスも。詳細は、同ケアプラザ【電話】045・834・3141まで。
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