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港南区・栄区 教育

公開日:2015.09.10

中学生が外科手術を体験
南部病院で最先端技術も

 済生会横浜市南部病院(今田敏夫院長)とジョンソン・エンド・ジョンソン(株)は8月15日、外科手術を中学生に体験させる「ブラック・ジャックセミナー」を同病院内で開催した。

 第一線で活躍している医師の下、本物の医療機器を使って行う同セミナー。医療現場での体験を通じ、医療の仕事に興味を持ってもらうことを目的に毎年実施している。

 当日は港南区内の中学生を中心に29人が参加。全員が手術着を着用し、超音波メスや手術縫合の体験、内視鏡トレーニングなどを行った。また、今年は映像を見ながら遠隔操作するロボット手術のトレーナーを初めて用意。最先端技術に触れながら、手術のトレーニングを行っていた=写真。セミナー終了後は、全員に今田院長から「未来の医師認定証」が授与された。

 参加した市立南高校附属中学校1年の男子生徒は「ロボット手術は遠隔操作が可能で人間にはできない手術もできる。技術は進んでいると思った」と感想を話し、「将来は医師になりたい」と希望を語っていた。

 セミナー全般を担当した福島忠男医師は「地域の中核病院として医師を身近に感じてもらえたらと実施している。医療に興味を持ってもらい、将来、地域に根ざした医療に関わってくれれば」と感想を話していた。

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