港南消防署(名取正暁署長)は8月27日、大規模地震発生時等に備えた消火用水確保のため、スーパー銭湯「おふろの王様 港南台店」(日野中央2の45の7)を運営する東京建物リゾート株式会社との間で覚書を締結した。
これは災害によって消火栓が使用できない場合に備えるもの。今回の覚書により港南署と港南消防団は、大規模地震等発生時に同施設の温泉水等153㎥や敷地を消火活動に使用できることになった。当日は締結式の他、実際に同施設の温泉水を使った給水・放水訓練も実施された。
区内5例目
港南署では、区内のスーパー銭湯やプールなど民間の施設と昨年から覚書を締結しており、今回で5例目。名取署長は「区内には河川が多いものの水深が浅く、消火用水として十分とはいえない」と話し、「今回の協力は、地域防災・減災の大きな向上につながるもの」と感謝を述べた。
同店の砂田岳店長は「2005年のオープンから、『地域一番店』を目指してきた。今後も、安心できる地域づくりに貢献できれば」と力を込めた。
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