港南区・栄区版 掲載号:2015年10月22日号 エリアトップへ

和太鼓贈り示す愛情 故 矢野弘義さん

社会

掲載号:2015年10月22日号

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 日限山小学校の児童39人による特設音楽クラブ。和太鼓と篠笛(しのぶえ)を練習し、地域のお祭りなどで披露している。そこで使われている和太鼓は地域への愛情から寄贈されたものだ。

 クラブは児童数が多く、練習するにもイベントに出演するにも和太鼓の数が足りず、以前は近隣の小学校から借りていたという。児童に和太鼓を指導していた日本料理円山の店主、丸山二郎さんからその話を聞き、昨年度に和太鼓を寄贈したのが、斉藤史明さんと吉富鈴江さん、そして、今年3月に亡くなった矢野弘義さんだった。

 日限山に住み、港南区内で(株)矢野運送を経営していた矢野さん。昨年度に初めて1台を寄贈した際、児童が喜ぶ姿を目の当たりにして追加の寄贈を決意。すぐに4台を発注したという。しかし、病に侵されていた矢野さんは和太鼓の完成を前に他界してしまう。矢野さんと児童との縁を取り持った丸山さんが「地域を大事にしていた人だった」と惜しむ一方で、その遺志は家族へと引き継がれ、和太鼓の完成後、9月18日に矢野さんの次女、高橋美露さんが出席して寄贈式も執り行われた=写真。

 矢野さんの長女、澄子さんは「父は亡くなる直前まで『和太鼓はまだか』と心配していた」と振り返り、「和太鼓をやりたいと思っている子どもたちに、その機会をあげたかったのでは」とその思いを代弁。和太鼓を叩く姿を思い浮かべ、「父も喜んでいると思います」。

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