神奈川県中学校柔道大会新人戦が1月30日、県立武道館(港北区)で行われ、男子個人戦の66kg級で、港南中学校の織茂峻伍(しゅんご)君(2年)が優勝を果たした。1月10日に行われた横浜市大会での優勝に続き、県を制した織茂君は「小さな大会での優勝はこれまでもあったけど、市や県という大きな大会で結果が出せてうれしい」と喜びを語った。
日々ストイックに
2歳年上の兄の影響もあり、小学3年のころから柔道を始めたという織茂君。神奈川区の朝飛道場に通い始め、現在も部活動で汗を流した後に週3日は電車を乗り継いで道場に足を運んでいるという。
また66kgという現在の階級を維持するため、食事とトレーニングによる体重管理に気を使っており、「試合前に一度、プラス3kgの状態にまで増やし、試合直前の時期に減量して脂肪を落とす」とストイックに取り組んでいる。
立ち技の強化も
織茂君の最大の武器は寝技で、今大会でも準決勝、決勝はいずれも寝技による一本勝ちだったという。
一方で、個人戦の翌日に行われた団体戦は2回戦で敗退してしまい「喜びはあっという間に消えてしまった」と話す。
さらに織茂君は「優勝はしたけれど、ギリギリだった」と明かし、「今は夏の全国大会が目標。(ライバルたちは)皆、力をつけてくるだろうから、苦手な立ち技も鍛えていかないと」と気を引き締めている。
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