港南警察署は6日、地下鉄、京浜急行の上大岡駅で痴漢被害防止キャンペーンを実施した。同署の警察官の他、区内の防犯指導員、県警鉄道警察隊も協力して、駅利用者に注意を呼びかけた。
これは痴漢対策強化期間(6日〜10日)に合わせたもので、従来は駅周辺で実施していたが今年は初めて駅ホームでの実施となった。「鉄道利用者に呼びかけるのが最も効果的な啓発になる。また痴漢が犯罪であることを強調して、犯行抑止を図るねらいもある」と港南署の担当者は話す。
キャンペーンでは警察官らが乗降客の女性に声をかけ、啓発物を配布して被害防止を呼びかけた=写真。
鉄道警察隊の隊員は「女子高生やOLが被害に遭うケースが多い。痴漢に遭ったら、大きな声を出してもらうのが一番いい」としながら、「実際には恐怖心などで難しいことも多い。被害が続く場合には、女性専用車両を活用するなどのほか、警察に相談してもらえれば」と話していた。
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