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港南区・栄区版 公開:2016年12月1日 エリアトップへ

3日に東永谷地域ケアプラザで開催される父親向け子育てイベントの講師を務める 池田 浩久さん 日野在住 39歳

公開:2016年12月1日

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皆で子育てする社会へ一歩

 ○…3女の父親で子育て真っ最中。育児休暇は3回取得した。全日本育児普及協会、神奈川県男女共同参画審議会、ファザーリング・ジャパンなどのメンバーとして、父親の育児普及活動に多く携わる。3日のイベントは経験も交えて、親子のふれあい遊びの楽しさを伝える。「育児へのきっかけとパパ同士がつながる場にもなってほしい」

 ○…2010年に長女が誕生。1歳を迎え、妻の復職と同時に約1カ月の育休を取得した。男性社会で残業も多い職場で、評価が下がる可能性も告げられた。育児中心の生活に入ったものの「そのころ抱っこひもで長女を連れて街を歩くと、すれ違う人から不思議そうに見られて。すごく恥ずかしくて、不安になった」。社会に存在する父親育児の壁を実感した。しかし、市主催の「横浜イクメンスクール」で不安は消えた。「育児に自信があったけれど、上には上がいた。パパたちと話す中で恥ずかしさも消えて安心した」。”パパ友”のありがたさを痛感した。

 ○…12年に地域子育て支援拠点「はっち」のパパボランティアになり、人脈を広げる中でNPO活動に携わるように。講師を務める催しでは、父親たちに子育てへの初めの一歩や、絵本の読み聞かせのコツ、パパ友を作る喜びについて語る。「もっと育児をしたいと思っているパパたちのロールモデルになれたら」

 ○…活動をもっと深化させるため、11月にはっちを運営するNPO法人「ちゅーりっぷ」に転職。地域の子育て支援に携わるように。「様々な子どもがいてママの悩みも多様。パパだけの目線で見ていて、分かっていないことも多かった」。改めて気づかされた「子育ては1人ではできない」という事実。父親、行政や幼保、支援団体などつながりを拡げ、皆で子育てをする必要性を説く。「娘が大人になったとき、今より涙を流すママがいない世の中になってほしい。誰かが動かなければ、何も変わらない」

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