市立横浜商業高校や立教大学などで指導者として数々の野球選手を育ててきた菅野敦史さんが11日、栄区のかながわ地球市民プラザで講演を行った。異業種交流会「さかえ横浜会議」の設立準備勉強会に登壇し、「次世代へ伝える野球を通した人間教育とは」をテーマに話した。
菅野さんは立教大学助監督を経て、横浜商業高校野球部監督に就任した。97年の県大会準決勝では松坂大輔選手がいる横浜高校に勝利を収め、8年ぶりに甲子園出場へと導いた。
菅野さんは講演で選手の育て方や野球の魅力、松坂選手との対戦エピソードなどを披露。「負けっぱなしで試行錯誤の中、ボールの握り方から教え直したら、半年で成果が出た」と振り返り、基本が大切なことを強調。「もともとチームは1つではない。1つの目標に進むことが大切」と話し、「選手をみんなの前で褒めることはしない。呼び寄せてしっかりと褒めること」と指導法を紹介した。
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