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港南区・栄区 教育

公開日:2017.04.06

上大岡小
児童のコラボパン実現
地元製パン店が協力

 港南区の上大岡小学校5年1組(当時)の児童23人と、上大岡西の製パン店「boulangerie onni」(ブーランジェリーオンニ/近賀健太郎代表)がコラボレーションした特製パンが3月14日から18日まで、同店で限定販売された=写真。

 総合学習の一環で、高学年のテーマである”食べ物”に合わせて、同クラスではオリジナルパンの製作に取り組んだ。日頃よく利用する同店に協力を依頼し、近賀代表から製造方法の指導を受け、こね方や発酵温度などに苦戦しながら試作を重ねた。昨年11月に開催した同校のイベント「上小フェスティバル」では、6種類のパンを初めて販売したが、即完売だったという。

 今回は、そのうちの2種類に改良を加えた「さつまいもちパン」と「めんたいじゃがカマンベール」を販売。熊本地震の被災地支援として、さつまいもや明太子、小麦粉などは九州産を使用したという。

 販売期間中は予約も多く入り、午前中で完売が続く好評ぶり。店頭で宣伝をした児童は「お客様から『美味しかった』と言ってもらえた。パン作りはすごく楽しかった」と喜んでいた。

 同店の近賀代表は「子どもたちの自由な発想が楽しかった。地域に根付いたお店の1つになれたようで嬉しい」と話していた。

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