港南区在住の”パパ友2人”が、子育て本『子育てがハッピーになる!子どもが望む”8つのこと”』(ごま書房新社)を出版した。現役子育て中の2人が互いの経験やスキルを生かし、”子ども目線”に立ちながら、育児の喜びやメリットを伝えている。
著者の佐藤しもん(本名・佐藤士文)さんと、イラストを担当したしんご(本名・榊原進冴)さんは、ともに現役サラリーマンで2児の父親だ。
佐藤さんは2度の育児休暇を合計で9カ月間取得。育児普及を推進するNPO法人「全日本育児普及協会」の代表理事も務める。 主に未就学児の親を対象に、子育てで大切にしたいことや仕事との両立、夫婦間のパートナーシップなどをテーマにした子育て支援講座を全国で展開しており、今回の出版は、受講者から「本にしてほしい」と高い評価を受けたことがきっかけで実現したという。
しんごさんは佐藤さんと同じ子育てサークルに所属しており、イラストレーターとしても活動。同書では「忙しい子育て世代にも手軽に読んでほしい」との思いから、イラストやマンガが多く取り入れられている。
8つの行動で子育てを楽しく
著書への思いについて、「子どもの心を知ることで子育てへのストレスを少しでも減らし、『子育てをして本当に良かった』と思える人を1人でも増やしたい」と佐藤さん。そのための方法として、子どもが望む8つの行動(ほめる、認める、共感する、励ます、質問する、スキンシップ、見守る=過干渉しない、絶対の愛)を提案しており、「これらの行動で子どもの心の”バケツ”が満たされれば、子どもはその子らしく輝き、親が怒る必要もなくなる」と説明する。
男性も子育ての喜びを
同時に、男性が主体的に子育てする大切さも呼びかける。後半では子育てに中々参画できない男性に向け、そのメリットや仕事との両立方法、父親ならではの子育てのコツなども紹介。「より多くの男性に目を向けてほしい」としている。
単行本で全200ページ。税別1300円。全国の書店のほか、Amazonなどでも販売されている。
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