幼児やその保護者を中心に年間延べ約5万人が利用している港南台北公園(港南区港南台1の3)のこどもログハウス「どんぐりハウス」が開設25周年を迎えた。4月29日には「お誕生会」として、ゲームや催しで施設の節目を祝う。
港南区のどんぐりハウスが開設されたのは1993年4月。子どもたちが自由に遊べる場を提供しようと市は当時、各区に1つずつログハウスを整備し、栄区では91年11月に桂山公園に「ロッキー」が開設された。
どんぐりハウスは丸太で作られた山小屋風の建物で、屋内にらせん滑り台やネットでできた階段、のぼり棒などアスレチック要素が取り入れられている。また読書スペースも設けられ、幼児とその保護者を中心に小学生から中学生までの子どもたちに親しまれている。年間利用者数は2016年度で延べ4万8921人にのぼり、直近10年間でみても利用者数の増減はあまりなく、横ばいとなっている。
同施設を管理するNPO法人港南区レクリエーション協会の安藤洋次事務局長は「少子化も、子どもの遊び場には関係ないのかもしれないログハウスの階段を走って昇り降りするだけで子どもたちは喜んでいる」と話す。
29日に記念イベント
今年1月から3月までリニューアル工事が行われ、外壁の塗り直しが行われたほか、鍵などの設備更新や遊具の綱などを取替え。また従来はおむつの交換シートが女子トイレにしか設置されていなかったが、新たに男子トイレにも設置された。
4月29日には25回目となるどんぐりハウスの「お誕生会」を開催する。新聞プールやゲームコーナーのほか、日野南中学校吹奏楽部の演奏やジャグリングなども予定されている。午前10時から午後2時まで。問い合わせは同施設(【電話】045・834・1169)へ。
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