横浜市はこのほど、2015年の国勢調査をもとに65年までの区別人口の推計結果を公表した。港南区や栄区など南西部の7区は既に人口ピークが過ぎ、減少に転じている。栄区の人口は15年の12万2千人から65年には7万1千人になると推計。港南区は15年の21万6千人から65年には12万9千人になると推計した。
人口減少に転じているのは港南区と栄区のほか、南区、旭区、金沢区、泉区、瀬谷区。一方、人口増加が続くのは港北区(ピークは36年・37年)、西区(同41年)、鶴見区(同42年)の3区。神奈川区、中区、保土ケ谷区、磯子区、緑区、青葉区、都筑区、戸塚区は数年から十数年は増加し、減少に転じる。
高齢化率の推移も推計。15年時点で65歳以上の人口の占める割合が高いのは29・3%の栄区、28・2%の旭区、27・0%の泉区の順だったが、65年は高い順に38・8%の港南区、38・7%の金沢区、38・1%の旭区と推計した。
横浜市の世帯数も推計し、65歳以上の単独世帯は15年の10・8%から年々増加し、65年は19・3%になる見通し。
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