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公開日:2018.06.28

社会人サッカー
エスペランサ、全国大会へ
2年ぶり2度目の出場

  • ゴールを決めた10番・古川頌久選手(左端)を祝福する選手ら(中央90番がルーカス選手)=提供写真

 栄区野七里に本拠地を置くサッカーチーム「エスペランサSC」が17日、2年ぶり2度目となる全国社会人サッカー選手権への出場を決めた。社会人日本一を決める10月の同大会で初優勝を目指す。

 合言葉は「We are Noshichiri」――野七里から全国へ。

 栄区のチームであることを誇りに戦い続けてきたエスペランサが、再び日本一への挑戦権を手にした。社会人サッカーの関東2部リーグに所属する同クラブ・トップチームは、17日に行われた関東予選のブロックトーナメント決勝に臨み、東京23FCを3対0で破った。相手は格上の1部リーグ所属のチームだったが、ゲームを支配したのはエスペランサだった。

 エスぺランサは昨季、2部リーグからの降格という危機もあったが、今季は「新加入の選手による戦力アップと、チーム発足3カ月で早くも団結しているのが大きい」と主将のアグスティン・オルテガ選手は語る。中でもブラジルから新加入したセンターバックのアラウホ・ルーカス選手の存在は大きく、予選トーナメント3戦0失点と守備面で力を発揮した。

 ホルヘ・アルベルト・オルテガ監督は「今はチームバランスが良く、団結力もある。さまざまな協力を頂いている地元の人や企業・団体のためにも、栄区から日本一を目指していく」と語った。

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