港南区と戸塚区のサッカーや野球、ソフトボールの利用者から親しまれてきた平戸永谷川遊水地広場の開設10周年を記念した式典が12日、上大岡西のウィリング横浜で開かれた。関係者が一堂に会し、節目を祝った。
同広場は約6240平方メートルで戸塚区に隣接する港南区下永谷6丁目に位置する。洪水防止対策を目的に神奈川県と横浜市の「平戸永谷川遊水地事業」として2007年10月に完成した。
多目的スポーツ広場として活用しようと、行政や地域住民らで組織される管理運営委員会が運営にあたってきた。今では登録団体・チームは200を超え、参加人数は5400人にも及ぶ。天然芝は有志によるボランティアが育成・維持に取り組んできた。
式典であいさつに立った管理運営委員会の大平力蔵会長は開設までの苦労を振り返り、「地域のみんなで努力をすれば実現できることを証明できた。空き地があれば、グランドを整備することは可能。他の地域でもぜひ、こうした取組が続くといい」と話した。
式典には約150人が参加。運営を支援する民間8団体に対する感謝状の贈呈式もあり、会場は終始お祝いムードに包まれていた。
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