港南区・栄区版 掲載号:2019年2月28日号 エリアトップへ

港南区 野良猫対策、20年で手応え 獣医師会やボランティアの活動

社会

掲載号:2019年2月28日号

  • LINE
  • hatena
手術済みの識別となる「耳カット」を施してある猫(右耳)
手術済みの識別となる「耳カット」を施してある猫(右耳)

 「猫の日」(2月22日)にちなみ港南区役所1階で18日から22日まで、猫に関するトラブルの予防啓発を目的としたパネル展が開かれ、施設利用者らが足をとめて関心を寄せていた。野良猫への取組はどう進んでいるのか。

 区内では港南区獣医師会やボランティアが中心となって20年ほど前から野良猫問題に取り組んできた経緯があり、獣医師会の太田雄一郎会長は「解決の難しい問題はまだあるが、当時と比べてずいぶん状況が変わってきた」と手応えを語る。

 横浜市内の野良猫の安楽死処分数は2000年頃、年間で数千頭にのぼり、そんな不幸な猫を減らそうと太田会長らをメンバーとする「港南キャッツアイ」が猫の不妊・去勢手術のための募金活動などを続けてきた。また港南区獣医師会は毎年30〜50頭の無料手術にも取り組んでいる。

 「野良猫の数に比例して苦情が増え、それが処分に繋がってしまう。繁殖を防ぐことが野良猫の命を守ることになる」と太田会長は指摘する。飼い猫であっても屋外に出る猫については「飼い主の責任として、外での繁殖を防ぐために手術を済ませてほしい」と話す。

 横浜市動物愛護センターでは2017年度の安楽死処分が年間390頭で、20年前より大幅に減少しているが、「今なお、人間によって命が奪われる状況がある」という。

啓発でトラブル防止

 市は飼い主のいない猫をなくそうと不妊去勢手術の助成事業を続け、港南福祉保健センターは「置きエサ」など猫をめぐるトラブルの予防についてリーフレットなどで啓発している。また捨て猫を防ごうと、ペットの飼い方講座などを開いて好評を得ているという。

 太田会長は「散歩が不要で猫は犬よりも高齢者に飼いやすいともいわれる。ただ、人も老いる中で10年後もしっかりと面倒をみれるのでなければ、捨て猫を生むことにもつながる」と警鐘を鳴らす。

港南区・栄区版のトップニュース最新6

端末でタクシー配車開始

DeNA

端末でタクシー配車開始 経済

市内3病院で実証実験

12月12日号

火災件数が昨年の倍に

港南区

火災件数が昨年の倍に 社会

消防署が注意を呼びかけ

12月12日号

中高生の文化作品ずらり

11日から

中高生の文化作品ずらり 文化

市民団体が発表の場企画

12月5日号

15年ぶりVへ、王手

横浜FM

15年ぶりVへ、王手 スポーツ

7日、日スタで最終節

12月5日号

冬の節電「楽しんで」

栄区役所

冬の節電「楽しんで」 社会

前年同月以下でプレゼント

11月28日号

マーチング2年ぶり全国へ

下野庭小

マーチング2年ぶり全国へ 文化

小編成で「金賞」目指す

11月28日号

脱プラへ 木製ストロー

横浜市

脱プラへ 木製ストロー 社会

推進めざし独自開発

11月21日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月4日0:00更新

  • 1月28日0:00更新

  • 1月21日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

港南区・栄区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年12月12日号

お問い合わせ

外部リンク