2期目議員による市政報告 91 身近な地域課題を着々と解決へ 公明党横浜市会議員団 安西ひでとし
上大岡駅ホーム柵19年度中に完成
安全や利便性向上を図るため、上大岡駅の整備が進みます。私は議会でホーム柵の整備について度々質問・指摘してきました。その結果、2019年度中に完成することが明らかになりました。予算特別委員会・都市整備局審査での私の質問に対し、局長が答えました。
ホーム柵は列車との接触や転落事故を防止するため、設置が急がれています。特にターミナル駅では喫緊の課題です。ただ、京急線は1両あたりの扉数が異なる車両が混在するほか、ホーム柵の重さに対してホームの耐力が不足するといった課題がありました。
横浜市の強い働きかけもあり、京急は4扉車の廃止や「可動式ホーム柵」の整備を行うことを決めました。市内では横浜駅と上大岡駅で実施されます。19年度の市予算にも計上され、横浜駅では上下2線分、上大岡駅では上下4線分の全てのホームに可動式ホーム柵が整備されます。
中学生の部活移動地下鉄の運賃軽減へ
公明党市議団は、中学生の部活動の移動にかかる交通費を軽減するため、市営地下鉄の割引制度枠の拡充を働きかけました。
市営地下鉄の運賃は中学生から大人運賃となるため、交通費の負担が大きくなっています。現行の割引制度の対象は「25人以上の学生と教職員で構成された団体」とされているため、少子化の現在では適応されるにはハードルが高いと言わざるを得ません。
こうした指摘に対して市交通局は「2020年度までに市営地下鉄の乗車券制度の適応範囲の拡大を進めていく」という方針を打ち出しました。
また公明党市議団と党県本部はこのほど、石井啓一国土交通大臣に面会し、JR東戸塚駅の混雑緩和と安全対策のため、湘南新宿ライン快速列車の停車駅とすることを要望しました。これに対し、石井大臣は「しっかり対応する」とし、JR東日本は「今後の検討課題」とコメントしました。
これからも市民の皆さんの身近な生活に関わる課題解決にしっかり取り組んでいきます。
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