栄区の県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)が23日、新型コロナウイルスの影響で中止となった企画展の内容をウェブ上で特別公開した。施設の休館が続く中、同館職員が特設ページを整備するという初の試みで、今後動画などのコンテンツを追加して充実させていくという。
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ウェブで公開するのは当初4月から同館で公開予定だった企画展「ひとに話したくなる秘密のインド展」。3階の企画展示室で設営まで済んでいた状態だったが、県の緊急事態宣言もあり、直前で一般の来場中止を余儀なくされた。
そんな中で同館の職員らが企画展の作品を一般の人に触れてもらう方法を模索し、ウェブ公開に踏み切った。インド東南部の出版社・タラブックスによるハンドメイドの絵本のほか、絵画、写真作品などが紹介され、また開催予定だったヨガ教室のワークショップなども今後ウェブ上で展開する予定という。
同館職員の高瀨楓さんは「本当はどれも実際に手にとって匂いや質感を感じてほしいものばかり。少しでも作品の魅力が伝われば」と語る。特設サイトは8月31日まで、あーすぷらざの公式サイトで公開(https://www.earthplaza.jp/event/india-2020/)。
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