栄区の西本郷中学校3年の及川理子さんが17日、日産スタジアム(港北区)で行われた全国中学生陸上競技大会に出場し、女子四種競技で6位入賞を果たした。
女子四種競技は100mハードル、走り高跳び、砲丸投げ、200mの記録を総合したポイントを競うもの。及川さんは走り高跳びと砲丸投げでは力を発揮できなかったものの、得意の100mハードルでは自己ベストに近い14秒60で3位に。合計2604点とし、6位に食い込んだ。
及川さんは昨年、同競技で県1位、関東5位の成績も収めたが、「全国の舞台は初めてだったので、そこで入賞できたのはうれしい」と話した。
公園でリレー練習も
春先にはコロナの影響で部活動ができないなか、笠間中央公園で自主練をして体力維持を図った。夏以降は、まだ慣れない新入生にも気を配り、また仲間と共に公園でのリレー練習にも汗を流したという。顧問の小野恵一郎教諭も「どんなに成績が良くても偉ぶらず、周りのことを気遣える。部全体も男女ともに仲がいい」と評する。
「納得できない部分もあるけれど、自分の課題と向き合って取り組もうと決めたことはやり切れた」と3年間を振り返る及川さん。栄区笠間の「大船チアリーディングチームANGELS」にも所属しており、「高校ではチアもやってみたい。陸上とどちらにするか考えたい」と話した。
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