コロナ禍で大きな影響を受けた子どもたちにきれいな制服を--。全国のクリーニング店で子育て支援として学生服などを無料でクリーニングする取組が広がっている。港南区に本社を置く(有)稲村クリーニング店もその一つ。2月6日から開始し、3月13日まで続けるという。
「長い休校や学校行事の縮小など現在も厳しい状況に置かれている子どもたちにきれいになった制服を着てもらい、笑顔で学校生活を過ごしてもらえたらいい」。そう語るのは同社の稲村隆治社長と稲村善徳常務取締役。
この取組は「全国スマイルプロジェクト」と呼ばれ、全国で約50店が参加しているという(2月上旬時点)。リモートワークの増加や外出機会の減少でクリーニング業界も大きな打撃を受ける中、持続化給付金などに助けられた恩返しとして取組が広がったされる。
売上半減も子ども支援
同社は1952(昭和27)年に創業。港南区内に2店舗を構え、市内を中心に集配を行っている。例年は中学生の職業体験の場にもなっており、地元の子どもたちとの交流も続いていた。
そうした地域密着経営の同社も新型コロナの影響が直撃。売り上げは激減し、持続化給付金を活用する基準には満たないが、融資制度を活用して乗り切っているという。
学生服のクリーニングは通常1500円ほどだが、「全国のクリーニング業を営む有志と一緒にこの企画を始めることにした。クリーニング業だからこそ、できる社会貢献だと思う」と今回の実施を決断した。
対象となるのは学生服または園児服(園児帽は対象外)。各店1日5件限定。電話予約が必要。キャンペーンは3月13日まで。
予約申し込みは、稲村クリーニング店(【電話】045・843・1020/港南区日野中央1の15の14)またはクリーニングミコ(【電話】045・832・2431/港南区港南台3の4の32)へ。
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