上大岡の風物誌が2年ぶりに帰ってきた―。
4月24日、大久保東子ども会(田野井一雄会長)の役員が港南区大久保1丁目付近の大岡川にかかる大久保橋と久保橋で約40本のこいのぼりを掲揚した。
昨年は1回目の緊急事態宣言が発出され、人が集まるのを防ぐためこいのぼりの設置を行わなかった。今年は風物誌を復活させようと子ども会役員が奮闘。大久保橋と久保橋付近の両岸に子ども会役員がロープを渡し、そのロープにこいのぼりを通し大岡川の上を泳ぐように演出した。
風が吹くとこいのぼりは魚のように動き、犬の散歩に訪れた女性は「去年は(緊急事態宣言で)無かったから、やっぱりいいね」と笑顔を見せた。大岡川の風物誌をスマートフォンで撮影する歩行者の姿もあった。
20年以上前からこいのぼりの飾り付けを行っている。同子ども会の田野井会長は「子どもらに春夏秋冬の季節を感じてもらいたい。コロナ禍ですが、こいのぼりを見て少しでも元気に楽しんでもらえたら嬉しい」と話した。こいのぼりの掲揚は5月7日(金)まで。
|
<PR>
港南区・栄区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>