野庭住宅第一自治会(黒川和紀会長)で5月26日、地域住民に向けた「交通安全教室」を集会所で初めて行った。港南警察署が協力。
4月中に同住宅のある野庭町で4件の交通事故が発生。近隣スーパーやコンビニへ買い物にいった住民が横断歩道がない道路を横断し、事故につながるケースが多いという。そこで、高齢者の乱横断や交通安全への意識を高めるために同教室を黒川会長らが考案。
当日は12人の住民が参加した。画面に映された道路上の横断歩道を渡るシミュレーションでは、トラックや乗用車を見落とす高齢者も多かった。県警交通安全教育隊の担当者は「(横断歩道を)渡っている最中も右、左を確認してほしい」と伝え、参加した80代女性は「右方向ばかり気になってしまい、左からの車を見落としていた。難しかった」と話した。
交通安全教室を初めて開催した黒川会長は「コンビニなどが遠くなっても、必ず横断歩道を渡ってください。交通事故をなくしていきたい」と住民へ向け語った。
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